近年、不要なものを手軽に売るために、多くの人が利用しているフリマアプリ。すでに利用している方も多くいらっしゃることでしょう。特にメルカリなどはテレビCMも盛んに行っているのですでに利用してる方もいると思います。
しかしながら、自分にはどこのフリマアプリがあっているのか決めかねてる方も多くいるのではないでしょうか。
本記事では、利用者数も多く安心して利用できる大手3社、メルカリ、ラクマ、PayPayフリマの各手数料をはじめ、匿名取引の有無など、利用者にとって重要なポイントを詳しく解説します。この記事を読むことで、あなたに合ったフリマアプリを見つけ、スムーズな売買活動を行うための参考にしていただければ幸いです。
目次
利用者数トップの3社を徹底比較
フリマアプリを選ぶ際、利用者数は重要なポイントです。多くのユーザーがいるアプリは、販売しやすいだけでなく、商品の種類や数も豊富です。また、問題が発生した時にサポートしてくれるかどうかは重要なポイントの1つともいえます。以下は、利用者数ランキング順に上位3つのフリマアプリです。
– 1位:メルカリ 利用者数 2000万人以
– 2位:ラクマ 500万人以上
– 3位:ペイペイフリマ 500万人以上
メルカリ
メルカリは、2013年にサービスを開始、今では国内外で約2億人のユーザーがいるユーザー数第1位のフリマアプリです。出品機能が充実していているので初めて出品する方でも手軽に出品することができます。バーコード出品機能を利用すれば、バーコードを読み取らせることで、商品情報を自動で入力してくれます。あとは写真撮影するだけでOK。
また、利用者のために「メルカリ教室」を開催していますので使いこなしたい初心者の方にはおすすめのアプリです。
売上金は、メルカリが手掛けるスマホ決済サービス「メルペイ」の残高にチャージすることができ、コンビニはもちろんイオンやイトーヨーカドーなど大手スーパーマーケットでも利用可能です。
手数料と配送の種類、その他一覧
・サポート体制 24時間 電話、メールでの問い合わせ可
・販売手数料 10%
・出金手数料 その都度200円(メルペイにチャージの場合は無料)
・配送方法 匿名配送あり その他定形外郵便やレターパックも可
100円プラスで自宅集荷可能
・販売価格 300円~9,999,999円
・購入時決済方法 クレジット、メルペイ、ATM払いと充実(一部手数料あり)
電話サポートやメルカリ教室などサポートが充実してくれるので初めてでも安心して利用できますね。匿名配送もあるので住所が相手に知られてしまう心配もありません。
また梱包発送たのメル便というサービスがあり梱包しづらい家電や大型家具の販売がしやすいという利点もあります。
ラクマ(楽天フリマ)
ラクマは楽天市場で有名な楽天が手掛けるフリマアプリです。中古品をはじめ自作品やハンドメイド品など、さまざまな商品を出品することができます。
また、もともとは女性向けのアパレルフリマサイトだったので、今でもアパレルが多く扱われる傾向があります。プチプラファッションが好きな方にお勧めできるアプリです。
1番の特徴は、楽天のサービスを活用することができることです。楽天会員の方はラクマと楽天アカウントを連結させることで、商品購入時に楽天ポイント払いが利用できます。また販売する場合も売上金を楽天キャッシュにチャージすることも可能なので、普段から楽天を利用しているユーザーにはおすすめのフリマアプリです。
手数料と配送の種類、その他一覧
サポート体制 メールとチャットにて24時間対応
販売手数料 販売実績により変動 4.5〜10%の間で変動
出金手数料 楽天銀行場合10000円以上で無料
9999円以下 100
その他の銀行 一律210円
配送方法 匿名配送あり その他定形外郵便やレターパックも可
販売価格 300円~9,999,999円
購入時支払方法 クレジットカード、コンビニ、他社pay払い、
楽天ポイントと充実(一部手数料あり)
2023年8月より販売手数料が変動制になり一定数の販売をする方でしたら、何と4.5%という低い手数料で販売可能となりました。
ちなみに、ラクマは配送料が60サイズ、80サイズが他より50円、160サイズで200円、170サイズに関しては400円も安く発送可能です。このようなことから、今後、頻繁に販売する出品者の利用にはおすすめのフリマアプリです。
その一方でそれほど使わないユーザーからすると、ほかのフリマアプリを検討する機会となりそうです。
PayPayフリマ
PayPayフリマはヤフオク株式会社が展開しているフリマアプリです。すでにヤフオクを利用したことのある方でしたら、評価等をそのまま引き継ぐことができます。販売手数は5%とかなり低い設定となっていて販売者にとってぜひ使いたいフリマアプリといえます。
また、日本一の出品数を誇るヤフオクと連結しているので、検索結果にヤフオクの商品が掲載され、ほしいものを安価で購入しやすい傾向にあります。逆に、ヤフオクを使ているユーザーにもPayPayフリマの商品が紹介されているので、見つけてもらいやすいという利点もあります。
そして何より、価格交渉ボタンがあるので、値下げ交渉が簡単にできることが他のアプリにはない一番の特徴といえます。初心者でもフリーマーケットの楽しさを味わえる使い勝手のよいアプリです。
サポートの有無、手数料と配送の種類、その他一覧
サポート体制 メールにて対応(返信は3日以内が目安)
販売手数料 5%
出金手数料 PayPay銀行への振り込み 0円 PayPay残高チャージ 0円
その他の銀行への振り込み 100円(税込)
配送方法 匿名配送のみ お任せ大型配送(80サイズ~450サイズ)
販売価格 300円~300,000円
購入支払方法 クレジットカード、PayPay残高、PayPayクレジット(旧後払い)
完全匿名配送のみでの対応です。大型家具など販売したい場合はお任せ大型配送を選択すれば、ベットやソファー、電化製品なども販売できます。ヤマト運輸が手掛けるサービスを利用できるサービスで、経験豊富なスタッフが家まで取りに来てくれ、梱包から運び出し、さらに、配送先での家具の設置までしてくれます。もちろん全国一律の配送料料金なので、出品者にも購入者にもうれしいサービスです。また、60サイズ未満の配送が他のところより安く匿名発送可能なので、小物類を販売したい方にはおすすめです。
フリマアプリを選ぶ際のチェックポイント
上記はユーザー数の多い順に3社ご紹介させていただきましたが、フリマアプリはほかにも多く存在しています。その際、以下の特徴をチェックして頂けると満足いくフリマアップリを見つけられます。
出品手数料の有無
一部のフリマアプリでは、出品時に手数料がかかる場合があります。手数料の有無は、売り手にとって重要なポイントです。
匿名取引の機能の有無
フリマアプリによっては、売買時に匿名で取引できる機能があります。個人情報を公開したくない方には重要なポイントです。
その他の重要なポイント
取引評価システムの有無や、支払い方法の種類など、利用者にとって重要なポイントも確認しましょう。
フリマアプリのメリット、デメリット
フリマアプリを利用する際、メリットはもちろんデメリットも存在しています。きちんと理解してないとやらなきゃよかったと後悔する可能性がありますので注意しましょう。
メリット
手軽に誰でもネットで売買ができる
しっかりとしたシステムがあるので、指示に従えは初めての方でも簡単に出品できますし、匿名でやり取りすることも可能なので安心です。
中古買取に出すより高く売れる
中古買取では値段がつかない、もしくは10円とかになってしまうものでも販売の仕方でそれなりの収益を見込めます。
掘り出し物を見つけることができる
検索していると欲しかったものが安価で販売されていることがよくありますし、もう販売されていないプレミアなものを購入することができます。
デメリット
トラブル発生時の対応が難しい
フリマアプリでは売買が個人間で行われるため、トラブルが起きた場合の対応は難しいことがあります。売り手や買い手とのコミュニケーションをしっかりと取り、トラブルを防ぐ工夫が必要です。
出品・購入の手間がかかる
商品を出品する際や購入する際、手続きが面倒なことがあります。また、写真の撮影や商品説明の作成など、時間や手間がかかることもしばしば。
適切な価格設定が難しい
フリマアプリでは、出品する商品の価格を自由に設定できます。しかし、適切な価格を設定するのは難しいく、希望販売価格よりもかなり安値でないと売れないことも。
まとめ
以上、利用者数ランキング上位3社の特徴や各種手数料、フリマアプリを利用する際のメリット、デメリットについて解説さえていただきました。このようなことから、
フリマアプリを利用したことない初心者の方でしたらサポート体制の充実しているメルカリがおすすめです。
楽天ユーザーや、収入のを柱としてフリマアプリを利用し、コンスタントな販売が可能な方には販売手数料が4.5%まで下がるラクマがおすすめです。
paypayユーザーの方や匿名でのやり取りが希望で販売もちょこちょこ利用したい方には完全匿名配送、いつでも販売手数料が5%のぺいぺいフリマがおすすめです。
しかし1つに限定する必要はなく、販売するものによってさまざまなフリマアプリを活用していくのがいいかと思います。
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